2014年 06月 05日
解禁日の早川 |
6月1日解禁日にバイクで15年ぶりに箱根早川に行きました。前日に小磯釣具店で日釣り券を購入し、箱根湯本のかっぱ天国に温泉に入ってから就寝しました。素泊まりで約5千円でした。利用される方は、国道がうるさいのと駅の明かりで部屋が暗くならないため、耳栓とアイマスクがあった方がよいです。5時半過ぎに起きて川へ。既に、予定していた太閤橋上下の堰堤は釣り人で一杯。しかも、見ていると小さな鮎ばかり。そこで、バイクで川見をし、結局東風祭の突堤のある淵に入ることにしました。先行者は、突堤の上から釣っている女性釣り師。ちんちん釣り。手前の淵の開きで釣っているドブ釣り師。そして、対岸右岸の開きに一人アプローチ。小さな淵なので、対岸の上手に入りました。東京には毛針釣り竿(ドブ竿)を置いていないので、5.3mの小継の渓流竿。天秤仕掛けで錘は1.5号~2号。上針3本。毛鈎は、15年以上前に使っていた毛鈎箱にある45年前くらいから保管している古い鈎。上鈎の一番上には、永楽赤底赤角、2番目に赤熊中金、1番下に清水、天秤に付けた下鈎は、黒髪・八橋5段巻、あみだ(黄角)、夕映など。釣果は、12㎝~14㎝位が大半で、数尾16㎝、1尾18㎝。最も良く釣れ大きめの鮎は、一番上に付けた永楽赤底、次に赤熊中金、午前中の対岸では下鈎が中心で当初はあみだ(黄角)、黒髪、夕映が良くヒット。経験的に早川は、昼ごろ遊び鮎が一斉に食み出した頃に黒髪、夕映で良く釣れました。特に、永楽赤底に大きめの鮎がヒットするのには驚き。たまたま上鈎にはあまり良い鈎を使いたくなかったので、普段使わない鈎使ったまで。渓流竿なので掛かるとグイグイ沖に引く感じがなかなか楽しくハマりそう。早川では渓流竿での毛針釣り(ドブ釣り)が良いかもしれません。
午後釣りだして間もなく東京鮎毛鈎釣り研究会のHさんが現れました。夕方までHさんと竿を並べて釣りました。Hさんは更に一泊。島田は、17時で珍しく切り上げて、バイクで帰路に。楽しい釣りでした。解禁日だけあって神通川では通用しないような、一切ラメの入っていない古い毛鈎でも十分通用しました。それにしても永楽赤底は抜群でした。
*バイクは、ヤマハのマジェスティS 155ccです。4月中旬までスズキ・アドレスV125Gに乗っていたのですが、夜間雨の日に盗難されてしまいました。そこで新車で購入したのがマジェスティSです。これなら高速道路も走れるとさっそく早川までバイクで行きました。
早川の小さな淵の開きです。5.3mでも大丈夫でした。錘も軽く、竿も軽し。
5.3mの小継竿ダイワの雪渓硬調と仕掛けです。錘は、2号、毛鈎釣りは、餌をつける必要もなく仕掛けさえベストのポケットに入れておけば、あっという間に釣りができます。毛鈎は、ボロボロになるまで何度でも使えます。ただ、上針に使ってしまうと短くなってしまうので、富山では一本針で下鈎のみです。毎年少しずつ買い加えた毛鈎が蓄積していきます。初めて毛鈎釣りをした時に購入した47年前の毛鈎も残っています。
古い大きな毛鈎箱です。今はあまり使っていません。毛鈎の保管用になっています。基本的な並べ方は、好きな鈎を上の方に並べています。右側の上に八つ橋系列。右2列目に夕映、新さきがけ、椿姫、同友1号、右3列目には、清滝、金太郎(濁りの必携針)、香魚、、右4列目には苔虫、吉野、白梅、イタリア中金、勝山、浮雲、浮草、浮舟、くらま、新黒南郷、右5列目には苔虫、五郎中金、国華11号、12号、雪国等々
左側1列目は青ライオン系列、赤とんぼ、、桔梗、左2列目も青ライオン、岡林1号、2号、左3列目は黒髪、二日月、茶三光、お染二字、黒竜、左4列目に茶熊、赤熊、赤熊中金、清水、カニ、そして、5列目に桃ぼかし、永楽赤底、飛付、一力、あみだ、 多少飛ばした鈎もありますが、まるで昭和初期の毛鈎のオンパレードです。この毛鈎箱には殆どラメ系は入っていません。多少山本巌さんの大鈎が混じっていますが。
ちなみに、富山で通常使っている毛鈎箱はこれです。毛鈎は、魚石(故石井)鈎が目立っています。
これは富山で使っている仕掛け巻。魚津の釣具屋が作っています。便利です。
by s-shiger
| 2014-06-05 23:18